古文などをみて虫かごをもった着物を着た貴族の女性が載っていたことはありませんか?
あの時代から竹で作った虫かごは存在していて、虫を入れて愛でていたということです。
でもこの虫を虫かごに入れて近くで愛でる習慣、実は中国や日本などのごく限られた地域だけなのだそうです。
NHKの子供番組ででてきた内容だったのですが、驚きました。
でも確かに砂漠のど真ん中で虫を探してきてその虫を飼ったり、毒を持っているかもしれない虫をジャングルの中で探すという発想はあまりないかもしれませんね。
これは極端な話かもしれませんが、自分が生きていくのも過酷な環境だったりすれば確かに他のこと、特に虫については考えないかもしれませんね。
古典の「虫愛ずる姫君」という内容にもありましたが、虫を好むというのはどこでもあまり歓迎されないのかもしれません。
それでも、やはり秋の虫の声は満月やお月見と並んで秋の代表格ですよね。
私としては自然に耳を傾ける心の余裕を持っていたいものですが…。